雑記惑星あんのん

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【ノーサイド・ゲーム】第1話の感想(名言&セリフ付き)

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4月期の日曜劇場は「半沢直樹2」が放送される予定でしたが、

新型コロナウイルスの影響で撮影が延期になってしまいました。

 

TBSではその穴埋めとして、

過去の池井戸作品を「特別編」として流しています。

 

【ノーサイド・ゲーム】はその第2弾なんですよ。

 

企業モノ&勧善懲悪のスタイルはいままでと全く変わりませんが、

女性や低年齢の視聴者を意識したわかりやすい作りになっています。

 

www.tbs.co.jp

 

 

【あらすじ】左遷された男がラグビーチームのGMに

 

君嶋隼人(大泉洋)は、

トキワ自動車の経営戦略室で活躍するエリートです。

 

その前途は順風満帆で順調に出世するかと思われました。

 

しかし、常務の滝川(上川隆也)が進めるカザマ商事の買収に反対したため、

君嶋は東京・府中市にある製造工場に左遷されてしまいます。

 

府中工場の総務部長となった君嶋は、

大勢の社員たちや、ラグビーチーム・アストロズの面々から、

熱烈な歓迎を受けました。

 

なんと君嶋は、アストロズの新GMに就任することが決まっていたのです。

しかし彼は「あること」が原因でラグビーが嫌いでした。

 

しかも担当するアストロズの成績は低迷し、

14億円もの赤字を抱えるどん底の状況だったのです。

 

 

【感想】君嶋の負けず嫌いなところが新鮮

 

めっちゃ感動しました。

 

ラグビーはあまり馴染みのないスポーツですし、

君嶋のひねた人柄について行けるかと思ったんですが、

気づけばしっかりはまってしまいました。

 

今までの池井戸作品の主人公たちはみんな性格が良かったので、

君嶋が大学時代の同期に嫉妬したのことには、ビックリしましたよ。

 

また君嶋は相当な負けず嫌いです。

 

嫉妬や負けず嫌いというのは、悪いことだと思われがちですが、

上手く利用すれば向上心につながります。

 

君嶋本人はマッチョ系ではないんですが、

そういう熱いところはラグビー向きなのではないでしょうか。

 

本人は「ラグビーが嫌いだ」なんて言っていますし、

まったくの運動音痴がGMに就任したというギャップも面白いです。

 

クライマックスで君嶋がアストロズを激励したセリフは最高でした。

非常に熱がこもっていたので、演説といっても過言ではないです。

 

asteroid0505.info

 

シナリオにして11ページ、8分間の長セリフだそうですが、

大泉洋さんの演技力と相まって、号泣してしまいましたよ。

 

あの演説はアストロズだけではなく、

どん底でであえぐ人にとっては、ものすごく勇気の出る言葉です。

 

私は54歳ですが、いままで不運続きの人生で、

何をやっても上手く行くことがほとんどありませんでした。

 

学歴も特別なスキルもないので、

日々の生活が「現状維持で無難に過ごせれば良い」と考えていたんです。

 

でも君嶋のセリフを聞いて目が覚めました。

現状維持では何の成長もないんですよね。

 

どん底から脱出するためには、

それをきちんと自覚しなければいけないんですが、

このドラマはラグビーを通して、

困難との戦い方を教えてくれるのかも知れません。

 

【セリフ】ノーサイドという響きが本当に素敵

 

君嶋隼人(大泉洋)

 

(常務・滝川に対して異を唱える)

私は自分の仕事に誇りを持っています。

それを曲げることはできません。ダメなものはダメです。

 

(本社に戻れなくなり自暴自棄になって)

どこに行けばいいって言うんだよ。

教えてくれ。

私はどこに行けばいいって言うんだ。

ラグビーなんてわかりゃしないんだよ。

じゃあ、俺はどこに行けばいいんだ!

 

(博人に対して)

ラグビーはケンカじゃないんだ。

ラグビーは相手が憎くてぶつかりに行くんじゃない。

仲間のためなんだよ。

一緒に戦う仲間のためにぶつかって行くんだ。

ラグビーってのは、そういうスポーツだ。

ケンカじゃない。スポーツだ。

 

ラグビーにはノーサイドって言葉があるんだ。

試合終了の笛が鳴ったら、敵味方関係なく一つの仲間になる。

それがラグビーの精神、スポーツマンシップってやつらしい。

それができるか?

博人、お前にこんなひどいことをしたヤツを、

最後には許せるか?

正々堂々と戦ったあとは握手できるか?

そいつに、最後はタオルをかけてやることができるか?

 

君嶋真希(松たか子)

 

ラグビーに出会うことで私も夫も人生が変わった。

 

(弱気な夫に対して)

勝負するって決めたんでしょ?

だったら負けたってしょうがないじゃない!

工場だろうとどこだろうと胸張って行きなさいよ!

滝川って奴ムカつくけど、 負けて勝つよ!

 

島本博(西郷輝彦)

 

(オールブラックスのハカを引用しながら)

私は死ぬ。私は死ぬ。

私は生きる。私は生きる。

見よ。この勇気ある者を。

ここにいる男たちが再び太陽を輝かせる。

一歩上へ。さらにもう一歩上へ。

輝く太陽の中へ。

もしかしたら死ぬかも知れない。

それでも自分たちを応援してくれる仲間たちがいる。

その人たちのために、チームのために、

みな命がけで戦うんだ。

いま戦わなければならない。

そう思ったから戦う。

どんな状況でも諦めることなく戦うんだ。

私はその姿に無性に惹かれる。

だからこそ、応援せずにはいられない。

 

岸和田徹(高橋光臣)

 

(君嶋GMに対して)

どいていただけますか?

練習しなきゃいけないんです。

プラチナリーグ優勝のために。

 

濱畑譲(廣瀬俊朗)

 

(君嶋GMの問いに対して)

知るか!

 

死ぬ気で行かんか。死ぬ気で。

いいか。ラグビーはな。

チームのため、仲間のため、

自分が死ぬ気でぶつかるんや。 それがラグビーや。

 

あんにゃろう、ほんま好き放題言いやがって・・・

けど、俺かてせや。

俺もリーグ残留なんかじゃ満足できへんねん。

もう、負けんのは嫌や。

やってやるか!

俺は・・・俺はこのチームで優勝したい。

 

【主題歌】馬と鹿

 


米津玄師 MV「馬と鹿」Uma to Shika

 

歪んで傷だらけの春

麻酔も打たずに歩いた

体の奥底で響く

生き足りないと強く

 

まだ味わうさ 噛み終えたガムの味

冷めきれないままの心で

ひとつひとつ残した果てに

ようやく残ったもの

 

これが愛じゃなければ なんと呼ぶのか

僕は知らなかった

呼べよ 花の名前をただひとつだけ

張り裂けるくらいに

 

鼻先が触れる 呼吸が止まる

痛みは消えないままでいい

 

疲れたその目で 何を言う

傷跡隠して歩いた

そのくせ影をばら撒いた

気づいて欲しかった

 

まだ歩けるか 噛み締めた砂の味

夜露で濡れた芝生の上

はやる胸に 尋ねる言葉

終わるにはまだ早いだろう

 

誰も悲しまぬように微笑むことが

上手くできなかった

一つただ一つでいい 守れるだけで

それでよかったのに

 

あまりにくだらない 願いが消えない

誰にも奪えぬ魂

 

何に例えよう 君と僕を 踵に残る似た傷を

 

晴れ間を結えばまだ続く

行こう 花も咲かないうちに

 

これが愛じゃなければ なんと呼ぶのか

僕は知らなかった

呼べよ 恐れるままに花の名前を

君じゃなきゃ駄目だと

 

鼻先が触れる 呼吸が止まる

痛みは消えないままでいい

 

あまりにくだらない 願いが消えない

止まない

 

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