雑記惑星あんのん

メインはSFと歴史とドラマ。気まぐれな雑記ブログです。

雑記惑星あんのん

【ノーサイド・ゲーム】第1話。君嶋GMの熱い名言(全文)

f:id:sakura_9_go:20200505013857j:plain

 

私はGMとして冷静な判断を下したつもりです。

それが今の君たちの価値、アストロズの価値だ。

 

君たちは現状というものがいまだにわかっていない。

昨年度の酷い成績で、今期誰が試合を見たいと思うんだ?

私だったら、ただのチケットをもらっても御免だ。

 

本社でもそうです。

 

ラグビー部のポスターは、 掲示板の幅を取るだけの邪魔者扱い。

社員たちにとっては、 社員食堂のメニューが30円値上がりしますという、

お知らせのほうがはるかに大事なんだ。

 

その程度の価値しかないんだよ。君たちには!

 

(里村に本社に戻りたいのかと言われて)

そんなのは当たり前でしょう。

私はサラリーマンだ。

手柄を立てたい、本社に戻りたい、出世したい。

そう思うことの何が悪いんだ。

君たちこそどうなんだ。

 

君たちは最初にこう言った。

「目指すはワールドカップ出場。プラチナリーグ優勝」と。

 

でも本音はどうだ?

 

リーグ優勝なんて夢のまた夢。

実際はリーグ脱落だってあり得る。

現状維持ができれば万々歳ってところか。

 

企業でいえば、

「今年はたいして物が売れませんでした。

来年もこの調子でもう少し頑張りましょう」

 

ふざけるな!

そんな危機感ない会社は即刻潰れる。

そんな社員は即刻クビだ!

 

サラリーマンに努力賞なんてものはないんだよ。

 

この世界、正義が勝つんじゃない。

勝った者が正義なんだ。

勝者は喝采を浴びて、敗者は批判にさらされる。

ラグビーだろうが、ビジネスだろうがそれは同じだろう。

 

リーグ残留でいいだと?

冗談じゃない!

残留どころか2位でも駄目だ。

はなからトップを狙わなければ、売り上げなんか出せない。

勝てるものも勝てないんだ。

君たちのその目標がすでに負け犬なんだよ!

 

そんな君たちだから社員たちは、足元を見るんじゃないのか?

君たちにだったら、サービス残業を押しつけてもいい。

仕事のミスを押しつけてもいい。 そうなめられるんだよ。

 

どうして胸を張って断らないんだ。ダメなものはダメと。

ラグビーは君たちの誇りだろう?

こんな卑屈なチームに監督なんて決められるわけもない。

 

いいか。君たちはいまどん底だ。

それをまず自覚しろ。 そして、あとは上だけを見ろ。

 

もちろん、優勝だよ。

プラチナリーグで優勝するんだ。

それならば誰も文句は言わない。

誰だって価値がわかる。

 

このチームはきっと勝ってくれる。

そんな期待を抱かせるチームだったら、客が見に来る。

試合を見ていた父親が今度は子供の手を引いて、次は友人を連れてくる。

 

君たちが勝つことでその輪は大きく広がり、

ラグビーの文化・精神がこの世に大きく広がって行くんだ。

それが本当の社会貢献というやつだろう。

 

私はアストロズを廃部にしようと思っていた。

昨日の夜、君たちにコテンパンにされるまではな。

 

私は死んだんだ。

本社から追い出されて、ここに送られてきた時点で、

サラリーマンの私は死んだ。

 

もうどうでもいいと思っていた。

 

だが昨日の夜、土砂降りの雨の中で、

何度も何度も地面に叩きつけられながら思ったんだ。

 

このまま終わるのは嫌だ。

何度も何度も、跳ね返されながら、

このまま何の役にも立たず、

ただのお荷物になって終わるのは嫌だと思った。

 

そして君たちと・・・

 

タックルもできない私に、

本気でぶつかり続けてくれる君たちと、戦いたいと思った。

 

私と同じく、どん底であえぐ君たちと、

一緒に戦いたいと思ったんだ。

 

私はラグビーの素人だが、経営戦略のプロだ。

私と君たちがしっかり手を組めば、きっと勝機はある。

 

ラグビーボールと同じだ。

これから先、どこに転がって行くかはわからない。

しかし、だからこそチャンスはある。

 

どんなに無様だろうと、泥だらけになろうと構わない。

最後にボールを掴んでたヤツの勝ちだ。

 

結果を出すんだ!

優勝して、アストロズの名をこの国に響かせろ。

そんな君たちなら、私は徹底的にサポートする。

 

このもうひとつの意見書を提出して、

今年度の予算案14億を、胸を張って会社に要求する。

 

たとえ次の取締役会議で、

アストロズが不要だという声が上がっても、私は断固として戦う。

 

われわれはお荷物じゃないということを証明しよう。

われわれの価値を見せつけてやるんだ。

 

これから先は君たち自身の問題だ。

どうなんだ?

来季もボロボロに敗れて、

「14億のお荷物」と役員たちに罵られるのか?

30円の貼り紙に負けるのか?

 

どうなんだ、キャプテン!

どうなんだ、徹!

 

asteroid0505.info

 


米津玄師 MV「馬と鹿」Uma to Shika

 

歪んで傷だらけの春

麻酔も打たずに歩いた

体の奥底で響く

生き足りないと強く

 

まだ味わうさ 噛み終えたガムの味

冷めきれないままの心で

ひとつひとつ残した果てに

ようやく残ったもの

 

これが愛じゃなければ なんと呼ぶのか

僕は知らなかった

呼べよ 花の名前をただひとつだけ

張り裂けるくらいに

 

鼻先が触れる 呼吸が止まる

痛みは消えないままでいい

 

疲れたその目で 何を言う

傷跡隠して歩いた

そのくせ影をばら撒いた

気づいて欲しかった

 

まだ歩けるか 噛み締めた砂の味

夜露で濡れた芝生の上

はやる胸に 尋ねる言葉

終わるにはまだ早いだろう

 

誰も悲しまぬように微笑むことが

上手くできなかった

一つただ一つでいい 守れるだけで

それでよかったのに

 

あまりにくだらない 願いが消えない

誰にも奪えぬ魂

 

何に例えよう 君と僕を 

踵に残る似た傷を

 

晴れ間を結えばまだ続く

行こう 花も咲かないうちに

 

これが愛じゃなければ なんと呼ぶのか

僕は知らなかった

呼べよ 恐れるままに花の名前を

君じゃなきゃ駄目だと

 

鼻先が触れる 呼吸が止まる

痛みは消えないままでいい

 

あまりにくだらない 願いが消えない

止まない

 

歌詞掲載について