雑記惑星あんのん

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【麒麟がくる】第8話の感想。同盟のゆくえ(名言&セリフ付き)

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【麒麟がくる】第8話では、帰蝶の嫁入りが描かれました。

 

光秀は信長本人を見て、大名家の跡取りにしては妙な男だと思い、

帰蝶を尾張に行かせることに疑問を持ちましたが、

母の助言で国を守ることの大切さを思い出します。

 

戦乱の世は生き残ることが何よりも大事なので、

国の存続のためには私情を抑えなければなりません。

 

帰蝶は光秀への想いを封印して、織田信長に嫁いで行きました。

 

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【あらすじ】帰蝶が織田信長に嫁ぐ

 

尾張の海辺で織田信長(染谷将太)を見た光秀(長谷川博己)は、

一風変わった信長の振る舞いに驚き、

帰蝶(川口春奈)を嫁がせるべきか迷います。

 

そんな光秀を見た牧(石川さゆり)は、

「国が大事」だと息子を諭しました。

 

帰蝶と会見した光秀は尾張行きを進言。

その一言に背中を押された帰蝶は信長に嫁ぐことを決意します。

 

しかし帰蝶の異母兄・斎藤高政(伊藤英明)は、

尾張と和議を結ぶなら、守護の斯波家だと主張し、

光秀と激しく対立してしまいました。

 

その様子を見ていた美濃守護・土岐頼芸(尾美としのり)は、

国衆でよく話し合って決めることだと言い、

評定の場から姿を消しました。

 

高政は母の深芳野(南果歩)のもとに行き、面目を潰されたと嘆きます。

そして「自分の実父は頼芸ではないか」と母に詰め寄りました。

 

その頃、駿河の今川義元(片岡愛之助)は、

三河の松平広忠(浅利陽介)を煽って、尾張に攻め込もうとしていました。

 

登場人物はこちら

 

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【感想】信長には商才がありそう

 

信長が魚を切って、小遣い稼ぎをしているのは面白かったですね。

 

一見、遊んでいるように見えますが、

たぶん領国内の経済や民の様子を探っているんですよ。

 

何事もそうですが、現場に出てみないとわからないことがあります。

 

戦国時代のトップも、

お城にこもりきりで、ただ家臣に指示を出すだけでは、

しっかりした人心掌握はできないのではないでしょうか。

 

信長は「うつけ」と言われていますが、

それは「他の誰もが思いつかない斬新なこと」を実行しているからであって、

バカということではないんです。

 

私は「信長の野望」のゲームが大好きで、

もう30年以上プレイしていますが、最初は信長が大っ嫌いだったんですよ。

 

ゲーム内の織田家は家臣も有能で、

さらに歴史イベントで勢力を拡大することもあり、

並みの大名では太刀打ちできない強敵だからです。

 

でも【麒麟がくる】の信長は見た目も可愛らしく、

純粋ゆえに暴走するところがある人です。

 

それって、いままでの信長と違って共感しやすいんですよね。

 

演技力には定評のある染谷将太さんなので、

信長の新たな魅力が開拓されるような気がします。

 

信長もいいキャラですが、

美濃守護の土岐頼芸も負けていませんよ。

 

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信長の野望・蒼天録withPKより引用

 

頼芸は「信長の野望」ではめちゃくちゃデータが低く、

目も当てられないようなダメ武将ですが、

このドラマでは一癖ある狸親父なのがいいですね。

 

かつては素直だった高政が闇落ちしてしまったのは、

頼芸が「わが子と思うて頼りにしておるぞ」と言ったせいです。

 

それなのに評定の場で高政の意見に同調しないのは、

斎藤家の分断を企んでいるからでしょう。

 

次に「信長の野望・蒼天録withPK」をプレイする時は、

頼芸の知略を70以上にエディットしたいと思います。

 

ちなみに高政が言っていた「斯波家」というのは、

尾張の守護で織田家の主筋にあたります。

 

かつては足利幕府の重鎮で、

細川家や畠山家とともに管領(いまでいう副総理)を務めた名門ですが、

この時代には没落して織田家の傀儡になっていました。

 

操り人形の斯波家にはまったく力がないんですが、

高政は筋金入りの織田嫌いなので、

「斯波家と和議を結ぶべき」と言い出したんです。

 

妙に熱くなる高政を見ていたら、

織田が大っ嫌いだった頃の自分を思い出してしまいました。

 

【セリフ】光秀は良い母親に恵まれた

 

明智十兵衛光秀(長谷川博己)

 

織田信長・・・奇妙な男じゃ。

 

(牧に対して)

帰蝶様のお相手を見て参りました。

浜辺で獲ってきた魚を切って、一切れ一文で売っていました。

あの男に嫁ぎなされとは・・・

しかしこの国のことを思うと。

 

(帰蝶に対して)

行かれるがよろしいかと。

尾張へ、お行きなされませ。

 

(信長について)

風変りな若殿かと思いましたが、

うつけかどうかは判然と致しませんでした。

 

(土岐頼芸に対して)

御屋形様は、尾張の熱田に行かれたことはございますか?

熱田の市はご覧になりましたか?

私も見てまいりました。

あのように賑やかで大きな市は、美濃では見たことがございませぬ。

珍しき品々が溢れるほどあり、 尾張の者はみな、それを次々に買うて行く。

熱田の港はご覧になりましたか?

たくさんの船が来て諸国の産物を降ろし、市でさばき、

また尾張で仕入れた品々を、他国へ運んでいく。

日々それを繰り返すことで尾張は豊かになる。

そういう国と我らは戦をしてきたのかと。

いっそあの国と手を結び、あの港に自由に出入りをし、

美濃の産物である織物や紙や焼き物を他国に運び、

それで豊かになれるのであれば、

一滴の血も流さず、それができるのであれば、

それはそれでよいのではと。

今川義元が尾張の地を手に入れたい理由がよくわかります。

しかし攻めあぐねている。

我らはそれを戦もせずに手に入れることができるやも知れませぬ。

この機を逃すのは愚かであると。?

そのように思うた次第でございます。

 

斎藤利政(本木雅弘)

 

尾張で信長を見たそうじゃな。

噂では相当なうつけ者じゃというが、まことか?

信長の父・信秀は己が重病ゆえ、

急いで信長に家督を継がせたという噂がある。

信秀さえ片付けば、信長などはどうにでもなる。

これで帰蝶が尾張に行けば、 織田との仲は強固なものになる。

血を一滴も流さず、一歩も二歩も海に近づいた。

ようやった、十兵衛。

 

斎藤高政(伊藤英明)

 

(光秀に対して)

美濃は代々、土岐家の御屋形様がお治めになる筋目正しき国ぞ!

本来ならば、尾張の守護・斯波家を相手に和議を行うべき所。

金があるだの、港があるなど申して、

斯波家の一家臣でしかない織田信秀相手に、馬鹿げておる!

信秀など信じるに足りぬ。これは潰す他ない!

 

(深芳野に対して)

あの下劣な男がそれほど怖いのですか。

金、金、金。 すべて金で動く男ではありませぬか。

己の娘を損得勘定で尾張に嫁に出す。

何の誇りもない恥知らずではありませぬか。

 

土岐頼芸(尾美としのり)

 

放っておけ。斬れば利政が出てくる。

いま利政と戦うて勝てるか?

しばし様子を見る他ない。

織田信秀もよりによって、利政と手を組むとはのう。

よほど今川義元が恐ろしいのか、病が重いのか。

それにつけても帰蝶のあの気性じゃ。

噂では信秀の子は相当なうつけと聞く。

持って一年、二年とは持つまい。

 

今川義元(片岡愛之助)

 

広忠、そなたの三河は、

長年、織田の卑劣な切り崩しに遭い、

田畑を奪われ、いくつかの城も奪われた。

嫡子の竹千代まで人質として尾張に留め置かれ、

口惜しき事、この上もあるまい。

わしが手を貸す。

松平家の汚辱を晴らす時は今ぞ!

 

牧(石川さゆり)

 

そなたの父上が亡くなられた時、

人はいくら良い人で、いくらお慕いしても、

一緒に消えてしまうことは、できぬものじゃとつくづく思うた。

生き残り子を育て、家を守っていかねばならぬと。

人は消えてもあの山や畑は変わらずそこにある。

そのことが大事なことじゃと。

変わらずあるものを守っていくのが、 残された者の務めかもしれぬと。

十兵衛、大事なのはこの国ぞ。

 

帰蝶(川口春奈)

 

海か・・・美濃には海がない。

行って見てみるか。

十兵衛の口から聞きたい。

「行ってみるべし」と。

 

十兵衛が申すのじゃ。 是非もなかろう。

 

基本情報

 

放送日:2020年3月8日

脚本:池端俊策

視聴率:13.7%