雑記惑星あんのん

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【麒麟がくる】第5話の感想。伊平次を探せ(名言&セリフ付き)

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【麒麟がくる】第5話では、

鉄砲鍛冶の男・伊平次を探すために、光秀が3度目の旅に出ます。

 

好奇心が旺盛なのか、

それとも斎藤利政の下ではあまり仕事がないのか、

頻繁に出かけるのでビックリしてしまいました。

 

戦国時代は現代と違って、

気軽にあちこちに移動できたとは思えないのですが、

光秀の前半生はほとんどわかっていないので、いろいろ創作したんですね。

 

www.nhk.or.jp

 

 

 

【あらすじ】光秀は京で三淵や松永と再会

 

光秀(長谷川博己)が堺で手に入れた鉄砲を、

主君・斎藤利政(本木雅弘)が試し撃ちしました。

 

利政は鉄砲を気に入ったようでした。

 

光秀は鉄砲の威力がわかったものの、実戦向きではないことを不思議に思い、

分解して部品や仕組みを調べたいと考えました。

 

そこで腕利きの鉄砲鍛冶・伊平次(玉置玲央)に会うため、

京の本能寺まで出かけたのですが、

偶然にも将軍・足利義輝(向井理)の姿を見かけます。

 

さらに光秀は知己を得た奉公衆の三淵藤英(谷原章介)に再会しました。

 

三淵は光秀を松永久秀(吉田剛太郎)の屋敷に連れて行きますが、

三淵と松永は京の勢力争いの影響で不仲でした。

 

登場人物はこちら

 

www.nhk.or.jp

 

【感想】各話のタイトルはウルトラセブンを意識?

 

今回は足利義輝・細川藤孝・松永久秀、

さらに三好長慶に細川晴元と、

コーエーの「信長の野望」でお馴染みの武将が次々に登場しました。

 

光秀をはじめ、彼らがその後どうなって行くのか・・・

「結末」をすでに知っている私たちには、

なかなか興味深い話でしたね。

 

ただ京の武将の言うことは、 額面通りに受け取らないほうがいいです。

 

細川藤孝の兄・三淵藤英は「穏やかな暮らしがしたい」といい、

松永久秀も「戦は好きじゃない」と言っていましたが、

こののち都は静かになるどころか、どんどん混乱してしまうんですよ。

 

ネタバレが嫌いな方もいると思うので、詳しくは書きませんが、

織田信長が都を支配下に置くまで、都の戦が終わることはなかったんです。

 

松永久秀曰く『鉄砲は抑止力』とのことですが、

まったくそんなことはなく、

むしろ新時代の画期的な兵器として、各地の大名にもてはやされて行きます。

 

鉄砲の正体をちゃんとわかっていたのは、

実際にそれを製作した伊平次でしょうね。

 

普通なら自分に仕事が舞い込むと喜びますが、

鉄砲の恐ろしさや、大名の思惑を知っていた伊平次は、

作ることに嫌気が差していたんですから。

 

京の武将と鉄砲の話は良かったんですが、

オリキャラの出番は必要なかったですね。

 

とくに駒には光秀との恋愛フラグが立っていたので、

女性視聴者を取り込むためのサービスに見えてしまいました。

 

でもツイッターでは各話のタイトルについて、

面白いことが話題になっていたんですよ。

 

 

なるほど・・・これは確かに似ていますね。

 

オレンジと黒のオープニング画面も、

ウルトラセブンを意識している感じがあります。

 

私は40年以上ウルトラシリーズのファンをやっておりますが、

特撮と歴史は別物だと考えていたので、まったく気づきませんでした。

 

 ウルトラセブンは近いうちに感想レビューを書く予定ですが、

他にも採用されそうなタイトルがたくさんあります。

 

「狙われた街」「魔の山に飛べ」

「闇に光る目」 「零下140度の対決」

「悪魔の住む花」 「侵略する死者たち」

「第四惑星の悪夢」などです。

 

とくに屈指の名作といわれる「ノンマルトの使者」は、

「朝廷からの使者」というような雰囲気で使われるのではないでしょうか。

 

そういえば、松永久秀が語った『抑止力』は、

ウルトラセブンの「超兵器R1号」で語られていました。

 

強大な敵を抑え込むには強力な武器を開発するという、

1960年代の冷戦をテーマにした話でしたが、

【麒麟がくる】の鉄砲もまったく同じ意味合いを持っていますね。

 

脚本家の池端俊策さんは団塊世代ですが、

ウルトラセブンが放映されていた当時は青年だったので、

もしかしたらファンなのかも知れません。

 

【セリフ】振り回される伊平次が気の毒

 

明智十兵衛光秀(長谷川博己)

 

鉄砲がさほど大事でしょうか。

これをこのまま戦で使えるとは思いませぬし、

何ゆえ公方様が本能寺を通してまで、

鉄砲を集めようとしておられるのか、 腑に落ちませぬ。

私は去年、戦で荒れ果てたこの京を見て胸が痛みました。

焼け出された子どもたちや、年寄りや。

美濃も戦に明け暮れています。

負けるわけには行かないから、私も戦います。

しかし終わった後、 数日、口の中に苦さが残るのです。

人を斬るといつも苦さが・・・

これで良いのか。いつも、これで良いのかと。

いまの松永様のお話を伺い、ほっといたしました。

鉄砲の意味も少しばかりは。

 

足利義輝(向井理)

 

やはりそうか。 わが師の太刀筋とよう似ておる。

藤孝、そなたも同じ流派。 仲間同士の斬り合いはやめておけ。

 

三淵藤英(谷原章介)

 

弟はいささか血の気が多い。

武術がお好きな公方様によく似ている。

それゆえ公方様のお気に入りなのです。

 

あたらめて申し上げておくが、

私はこの都で二度と戦をするつもりはない。

いまの穏やかな暮らしを長く続けたい。

 

松永久秀(吉田剛太郎)

 

三淵様、見苦しい所をご覧に入れて失礼いたしました。

実はしゃっくりが2日も止まらなくなりまして、

熱い目にあえば止まると誰かが申すゆえ、

いま灸を試したところ、まあ、熱いのなんの。

ああ、止まりました。

 

(光秀に対して)

おぬしは鉄砲の弾が、

弓矢や刀に倍する威力を持っておることを知っておる。

われわれもみな知っておる。

弾が当たれば命を失うと。

動けば撃つ!

どうだ、動けるか。動けまい。

弓矢や槍ならかわせる。

だが鉄砲の弾はかわせない。

銃口を向けるだけで相手の動きを封じることができる。

弾が当たるかどうかではない。

弾など入っておらん。

だが、鉄砲の怖さをお互いが知っていれば、

気楽に攻め込むことはできん。

戦のありようは変わるぞ。

わしならば戦う前にこう考える。

「敵は鉄砲を何丁持っている。

こちらの3倍持っているのか。ならば戦はやめておこう」

戦は減るぞ。 あの三淵という男はそのことに気づいておる。

 

わしは幼い頃、 母上にしゃっくりが3日続くと死ぬと言われてな。

それ以来、しゃっくりが大嫌いなのじゃ。

わしは死ぬのが恐ろしい。

そんなわしが好んで戦をすると思うか?

 

伊平次(玉置玲央)

 

わしはしばらく、鉄砲は作らぬことにしたのです。

面倒くさいのでね。

松永様に20丁お作りしたとする。

松永様は三好長慶様のご家老分ゆえ、

三好様はよろしいのですが、

ご主君の細川晴元様は、途端に不機嫌におなりになる。

近ごろ三好様との仲がお悪いらしく、

「三好方に負けぬよう30丁作れ」と仰せになる。

すると、それを知った将軍様が「50丁作れ」とお命じになる。

将軍様は細川様と仲直りをし、京へお戻りになったが、

いつまた喧嘩別れをするか、知れたもんじゃない。

そんなゴタゴタに巻き込まれて仕事はしたくない。 

 

基本情報

 

放送日:2020年2月16日

脚本:池端俊策

視聴率:13.2%