雑記惑星あんのん

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【麒麟がくる】第4話の感想。尾張潜入指令(名言&セリフ付き)

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【麒麟がくる】第4話では、

尾張の織田の様子を探るために、光秀が再び旅に出ました。

 

光秀はよく出かけますが、

美濃国内での仕事があまりなかったのでしょうか。

 

とはいえ戦国時代は敵の拠点に潜入して、

その情報をつかむことが、もっとも重要なミッションだったんです。

 

しかし間者とばれたら殺されてしまうので、

細心の注意を払う必要がありました。

 

www.nhk.or.jp

 

 

 

 

【あらすじ】尾張の内情調査に出る光秀

 

今川義元(片岡愛之助)と、

三河の小豆坂で戦った織田信秀(高橋克典)が負傷しました。

 

その噂は美濃の斎藤利政(本木雅弘)のもとに届きます。

 

望月東庵(堺正章)は、

利政の正室・小見の方(片岡京子)の治療を終えて、

美濃を離れることになっていました。

 

東庵の次の行き先は尾張でした。

 

利政は東庵が織田信秀と面識があるのを知っていたので、

織田信秀の様子を探りに行かせることにします。

 

光秀(長谷川博己)は薬草売りの農民に変装して、

東庵に協力することになりました。

 

登場人物はこちら

 

www.nhk.or.jp

 

【感想】スパイは変装の達人であるべし

 

戦国時代というと、常に大名が戦をしているイメージがありますよね。

だから水面下の情報戦が描かれたことは、すごく新鮮でした。

 

現代ならスマートフォンやパソコンで何でも調べることができますが、

当時は相手の懐に直に乗り込んで話を聞くしかないので、

スパイだと絶対にばれないようにする必要があったんですよ。

 

越後の大名・上杉謙信も、

ライバルの武田家や北条家に様々なスパイを送り込んでいましたが

生半可な変装では絶対にダメで、一流の仕事人にさせたといわれています。

 

突然ですが、細川政元という武将をご存じでしょうか?

 

私は「信長の野望・蒼天録withPK」で彼の存在を知ったんですが、

その有能さとぶっ飛んだ個性が気に入って、大ファンになってしまいました。

 

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信長の野望・蒼天録withPKより引用

 

政元は1490年代に室町幕府の管領として活躍しましたが、

修験道の行者である山伏をスパイに使いました。

 

ちなみに、管領というのは足利将軍家の補佐役でして、

現代でいうと、麻生副総理や菅官房長官のようなポジションです。

 

政元は修験道の修行が好きで、

しばしば各地に出かけたと言われていますが、

人伝えに聞くのではなく、直に各国の情報が知りたかったんでしょう。

 

又聞きというのは、嘘で捻じ曲げられていることが多いので、

100%確実な情報とは言えないんです。

 

いきなり細川家のことを語って驚かれたでしょうが、

光秀とまったく関係ない一族ではないんですよね。

 

【麒麟がくる】の話が進んで行くと、

畿内(当時の京都)の政治に関する話も出てくるので、

政元以降の管領についても語られるでしょう。

 

光秀の時代には細川晴元(政元の義理の孫)が管領で、

将軍・足利義輝とは不仲だったんですよ。

 

今回の情報戦で気になったのは、東庵の正体ですね。

 

東庵は各地の大名や公家とつながりがありますが、

どうもただのお医者様とは思えないですし、

飄々とした雰囲気も何かを隠してる気がします。

 

上杉謙信のスパイは本物の仕事人に化けていましたが、

東庵はそういう人なのかも知れません。

 

少年時代の徳川家康が登場したり、

「本能寺」で鉄砲を製造しているという話がありましたが、

これはクライマックスに向けての伏線ではないでしょうか。

 

あと今回は織田信秀の圧倒的な存在感が良かったです。

 

高橋克典さんは大河ドラマ初出演だそうですが、

とても楽しく演じられていると思いました。

 

【セリフ】竹千代を励ました光秀が良い

 

明智十兵衛光秀(長谷川博己)

 

似ておらぬ兄弟など何処にでもいる。

 

(少年・竹千代に対して)

私にできるのはここまでです。

この館は守りが堅い。

内も外も大勢の者が目を光らせています。

抜け出すのは無理です。

どういう事情がおありなのかは存じませぬが、

御身が大事な人質なら、

三河のそのお母上もそれ相応のご覚悟をされて、

御身をこの尾張へ送り出されたはず。

抜け出されてお戻りになられたとしても、

辛い思いをされるだけかも知れませんぞ。

 

噛まずに口に含んでおくと、

ずっと甘くて気が晴れますよ。

今は辛くとも、日が替わり月が替われば、

人の心も変わります。

いずれ母上に会える日が来ます。

無理をせず、待つことです。

 

斎藤利政(本木雅弘)

 

十兵衛、そなた京で面白い魚を釣って参ったな。

あちこちの大名や、

公家衆とつながりのある不思議な医者だという。

使い道があるやも知れぬ。

織田のもとに行かせてどれほど役に立つか、興をそそられる。

 

藤田伝吾(徳重聡)

 

(光秀に対して)

これで撃ち損ないは十度目ですね。

弓を引けば美濃で一、二を争うお方が、

これほど的を外されるとは・・・

ゆめゆめ戦で持ち歩かれませぬよう、手前は祈っております。

 

織田信秀(高橋克典)

 

京から公家衆がお見えになって仰せになるには、

蹴鞠が上達すれば、京に行っても侮られることはない。

和歌が詠めればなおよろしいと。

いや、しかし学んでも学んでも、

蹴鞠も和歌も汗をかくだけで、

どこが面白いのかいまだにわからぬ。

 

あの蝮めに博打の肩代わりをさせたか。

はっはっはっ、愉快じゃのう。

 

望月東庵(堺正章)

 

何事も隠し事はよろしからずと思いまして。

 

基本情報

 

放送日:2020年2月9日

脚本:池端俊策

視聴率:13.5%