雑記惑星あんのん

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【麒麟がくる】第21話の感想。決戦!桶狭間(名言&セリフ付き)

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【麒麟がくる】第21話では、

歴史に名高い「桶狭間の戦い」が描かれました。

 

寡兵の織田信長が大軍の今川義元に勝ったので、

戦国の奇跡と呼ぶ人もいます。

 

光秀は馬を飛ばして越前に向かいましたが、

まったく武装していなかったので、

織田軍の助太刀をするという感じではありませんでした。

 

www.nhk.or.jp

 

 

 

【あらすじ】日本史に残る世紀の大逆転劇

 

永禄3(1560)年5月。

 

織田家の長年の宿敵・今川義元(片岡愛之助)が、

尾張に進攻してきました。

 

今川軍の総勢は2万でしたが、

対する織田の軍勢は半分以下の3000しかありません。

 

そこで信長(染谷将太)は、

幼い頃に織田家の人質だった松平元康(風間俊介)に対して、

離反工作をしかけました。

 

しかし元康は、

「今川に敵対することは松平家にとって不利益になる」と判断したため、

織田方に寝返ることはなかったのです。

 

そこで信長は今川が本当に2万の大軍なのか疑い、

自ら前線に赴くことを決断します。

 

「負けたら死ぬ」という信長の言葉に、

正室の帰蝶(川口春奈)は不安になりますが、

信長は彼女に意外な人物を引き合わせます。

 

それは内々の側室との間に生まれた幼い男の子でした。

 

信長は「わしが死んだらこの子を育ててほしい」といい、

帰蝶に尾張を任せると言いました。

 

信長は局地戦を展開して今川本隊の兵を徐々に削ります。

 

その効果が表れ出した頃、

突然、雷雨が降り始めました。

 

義元本人が桶狭間にいると知った織田方は、

好機到来とばかりに戦いを仕掛けるのでした。

 

登場人物はこちら

 

www.nhk.or.jp

 

【感想】光秀なしの回があってもOK

 

【麒麟がくる】では今までに、

加納口、長良川と2つの戦いが描かれましたが、

今回の桶狭間がいちばん見ごたえがありました。

 

誰もが知る有名な史実だからというのもありますが、

信長が考えた作戦が本当に見事だったんですよ。

 

実は織田と今川の兵力差って、

道三と高政が戦った長良川の戦いとほぼ同じでした。

 

asteroid0505.info

 

この戦いは道三軍が2700、高政軍が17500でしたが、

道三側は有効な作戦を立てることができず、

数で圧倒する高政軍の勝利となりました。

 

信長はあの時、道三の救援に間に合わず、

悔しい思いをしたことがあったので、

地の利を生かして大軍に勝つ方法を学んだのかも知れません。

 

大軍というのは、平地では圧倒的に有利なんですが、

機動力が落ちる地形では、数の多さがデメリットになり、

いちど混乱すると収拾がつかなくなるものなんです。

 

でも、今川義元もたいしたものでした。

 

ドサクサに紛れて敵の物資を奪う配下を叱りつけたシーンは、

彼がひどかどの武将であったことを証明しています。

 

過去のドラマなどでは公家風のメイクで弱々しく、

桶狭間でのんびり食事を摂っている所をやられましたが、

今回は織田方相手に必死で戦う姿も見られました。

 

そういえば私、30年以上も「信長の野望」をプレイしているのに、

今川を担当したことは1回もないんですよね。

 

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義元が抱っこしていたこの猫ちゃんのためにも、

いつか今川にはゲーム世界で天下を取らせたいと思います。

 

それにしても、光秀の行動が謎でした。

 

信長や帰蝶の安否を確認したいだけだったのか、

はてまた観戦武官になりたかったのか・・・

 

もし高政が見てたら、

「十兵衛、おぬしは何がしたいのじゃ」と言いましたよ。

 

制作側としては主人公が登場しない回があるのはマズイと思ったんでしょうが、

桶狭間に関しては、光秀がいなくても問題なかったですね。

 

信長へのヒーローインタビューも平凡でしたし。

 

余談ですが、昭和ウルトラシリーズの名作「ウルトラQ」には、

主人公の万城目淳がまったく登場しない話があるんですよ。

 

【麒麟がくる】はタイトルで昭和ウルトラシリーズを意識してるんですから、

話の組み立て方もオマージュしてみては如何でしょうか。

 

ちなみに、今回の「決戦!桶狭間」という題名は、

ウルトラマンAの第10話「決戦!エース対郷秀樹」を参考にしたものでした。

 

次週から休止に突入してしまいますが、

今月末には撮影が再開されるので、ブランクはそんなに長くないと思います。

 

【おまけ】桶狭間で活躍したマイナーキャラたち

 

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信長の野望・蒼天録withPKより引用

 

尾張国の出身というが、出自については不明。

織田信長に馬廻として仕えた。小姓であったとする説もある。

永禄3年(1560年)、桶狭間の戦いでは負傷した服部一忠を助け、

今川義元の首を取り名を上げた。

この際、指を噛み千切られたといわれる。

桶狭間以後は諱を良勝と名乗り、通称は新介から新左衛門に改めた。

 

毛利良勝 - Wikipedia

 

今井翼さんが演じた毛利新介ですが、

今川義元を討った時の跳躍力が話題になりましたね。

新介は本能寺の変で信長に殉じているので、

今後も出番があるかも知れません。

 

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信長の野望・蒼天録withPKより引用

 

「簗田政綱」の名は、『三河後風土記』の桶狭間の戦いの条に見られる。

通称は出羽守で、桶狭間の戦いに織田方として、

参戦した武将として名前が挙がっている。

同資料によると、信長の突撃行動を織田家臣たちは口を揃えて諫めたが、

政綱は信長の奇襲攻撃に同意し、

密かに今川義元の本陣の裏手へ兵を動かしたという。

また緒戦で織田軍が敵の首級を挙げると、

政綱は信長を励まして敵本陣の強襲と義元の首級を挙げる事を進言し、

織田軍の先陣にも加わって勇戦している。

 

簗田政綱 - Wikipedia

 

政綱は今川軍の詳細な情報を把握しており、

それをしっかりと信長に報告したので、

桶狭間の戦後は勲功第一とされました。

いつの世も情報を制する者は勝利できます。

 

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信長の野望・蒼天録withPKより引用

 

永禄3年5月(1560年)の桶狭間の戦い以前から、

大高城の城代に任命されていたといわれる。

だが、大高城は対織田戦線の最先端にあって身動きを封じられ、

兵糧枯渇の窮地に立たされていた。

長照は城兵を鼓舞し、山野の草木の実を採取して飢えを凌いだと伝わる。

桶狭間の戦いの前哨戦となった松平元康(のちの徳川家康)の指揮による、

兵糧運び入れが賞賛されたのは、この時である。

窮地から解放されると、長照は元康と大高城の守備担当を交代させられる。

その後の使命や働きなどは明確でない。

 

鵜殿長照 - Wikipedia

 

劇中ではまったくのダメ上司で、

松平元康を使い走りのように扱っていましたが、

史実ではけっこう善戦していたようです。

もし今川が勝っていたら長照の評価も変わったのではないでしょうか。

 

【セリフ】義元は軟弱な愚将ではなかった

 

明智十兵衛光秀(長谷川博己)

 

誰もが褒めそやしましょう。

海道一の弓取り、今川義元を討ち果たされたのです。

 

今川を倒し、次は何をなされますか?

 

織田信長(染谷将太)

 

広間の家老たちに伝えて参れ。

わしはこの城に籠城する。そう決めたと。

外に出ても勝ち目はない。

籠城じゃ。そう言え。

 

父上がよう申しておった。

今川義元は用心深いゆえ、

地元・駿河にはそれ相応の兵を残し、

東側の敵にも備えておると。

今川は総勢2万以上の兵と称しておるが、

水野殿が5、6千割り引いて見たほうが良いと申しておった。

今川の手元にいまどれほどの兵が残っているか、急ぎ探れ。

 

この城の中には今川に通じた者もいる。

しばし籠城と思わせる。

 

わしは死ぬ。

そなたの親父殿が生きておられたら、

こう仰せであろう。

宿敵・今川義元がのこのこ駿河から出てきたのじゃ。

討つなら今しかない。

城の外にいる今川を討つ。それしかないぞ。

 

死のうは一定という。いずれ人は死ぬ。

 

わしが死んだら、あの子を育ててくれ。

そなたに預ける。

わしはこの10年、そなたを頼りに思うてきた。

今もそうじゃ。

尾張の行く末をそなたに任せる。

 

よし!それならやれる!

よいか!この先の山沿いの道を桶狭間に向かって走る。

他の者に目をくれるな。

狙うは今川義元ただ1人。

義元の居所は乗り輿が目印じゃ!

 

昔、父上を裏切った男の首を取って帰ったことがある。

父上はわしを褒められなかった。

余計なことをするなと叱りつけられた。

わしは何をしても褒められぬ。

子どもの頃から、誰もわしを褒めぬ。

母上も、兄弟も。

 

帰蝶は何をしても褒める。

いつも褒める。あれは母親じゃ。

 

美濃の国を取る。

美濃は帰蝶の里じゃ。

美濃を取って、帰蝶を喜ばせてやる。

 

今川義元(片岡愛之助)

 

愚か者めが!

敵が残した食い物や金目の物を漁るのは、

野盗と変わらぬ下衆の振る舞いぞ!

それだけは禁じたはずじゃ!

 

松平元康(風間俊介)

 

母上は、この戦は勝っても負けても、

良いことは何もないと書かれておる。

この戦から手を引けと。

そなたも今川様がいる限り、

三河に陽は当たらぬと申す。

この期に及んで今川様に弓を引くのか・・・

 

この大高城に来た三河勢と織田信長勢、

すべて合わせても今川様の大軍には遠く及ばぬ。

切り捨てられるのは三河と織田ではないか。

母上のお気持ちも、

そなたの申すこともようわかる。

しかし、ここで手のひらを返せば、

家臣たちに勝てるかどうかも判らぬ、

今川様との戦を強いることになる。

駿河にいる妻や子や身内の多くが捕らえられ殺される。

己は終生、裏切り者と言われる。

 

我ら三河の者は桶狭間へは参りませぬ。

本日はここを一歩も動きませぬ。あしからず。

 

帰蝶(川口春奈)

 

天から降って来た、大事な授かりものじゃ。

 

菊丸(岡村隆史)

 

尾張の織田信長様は、

殿が味方について下されば、

三河の者はすべて三河に帰すと、

お約束されました。

何卒、今川様をお切り捨てくださりませ。