雑記惑星あんのん

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【麒麟がくる】第19話の感想。信長を暗殺せよ(名言&セリフ付き)

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【麒麟がくる】第19話では、

光秀が朝倉義景の名代として、将軍に謁見しました。

 

でも、無位無官の素浪人なのに、

けっこう優遇されていましたよね。

 

これも将軍の側近である細川藤孝と仲が良かったからでしょうか。

 

www.nhk.or.jp

 

 

 

【あらすじ】一介の浪人の光秀が都へ

 

故郷の美濃を離れ、越前へと落ち延びた光秀(長谷川博己)は、

朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)に仕官することもなく、

寺子屋で子供たちに読み書きを教えていました。

 

その評判は上々で、

煕子(木村文乃)や牧(石川さゆり)も喜んでいたのですが、

突然、光秀は義景に呼び出されます。

 

要件は都への使いでした。

 

近江から都に戻った将軍・足利義輝(向井理)は、

各地の大名に上洛を求めていたのですが、

義景は都の情勢を考慮して、行くつもりがなかったのです。

そこで光秀に代役を頼んだのでした。

 

光秀は将軍家奉公衆の細川藤孝(眞島秀和)らに会えるので、

すこぶる上機嫌になりました。

 

さらに煕子が「子どもができた」と打ち明けます。

 

大喜びの光秀は献上品を携えて都に行きますが、

そこで藤孝から、織田信長(染谷将太)の命が狙われていると聞きました。

 

信長を狙っているのは、かつての友・斎藤義龍(伊藤英明)でした。

 

光秀は信長を助けるために、

松永久秀(吉田鋼太郎)のもとを訪ねます。

 

登場人物はこちら

 

www.nhk.or.jp

 

【感想】オリキャラなしの話は安心できる

 

今回は3人目の脚本家が担当でしたが、

2014年の「軍師官兵衛」を手掛けた前川洋一さんなので、

とても安心できる内容でしたよ。

 

しかもオリキャラの出番はゼロで、

光秀が何をやろうとしているかもちゃんと見えていたので、

久々に麒麟がくるは面白いと思いました。

 

駒や東庵自体、ダメなキャラではないんですが、

本当に必要な時だけ出てくるという形でいいと思います。

 

また吉田鋼太郎さんのおかげで大ファンになった、

松永久秀がたくさん出ていたのは嬉しかったです。

 

可愛いというと笑われるかも知れませんが、

麒麟がくるの松永久秀は、なんだかチャーミングで素敵なんですよ。

 

でも、史実の彼はかなりえげつない武将なので、

高政改め義龍を説得する時に、

「不届き者」と言ったのには苦笑してしまいました。

 

松永久秀はこののち、都での権力闘争で暴走して、

とんでもないことをしでかしてしまうんです。

 

重要なネタバレになるので書きませんが、

昨日は正義を唱えていた人が、今日は悪人になってしまうというのが、

戦国時代の悲しいところですね。

 

もっともそれは、光秀にもあてはまるんですが・・・

 

ちなみに足利義輝将軍を現代の総理に例えると、

三好長慶は副総理、松永久秀は首相補佐官のようなポジションになります。

 

首相補佐官が国を動かしているって、ちょっと不気味ですよね。

 

松永久秀のチャーミングさは、

底知れぬ野心をカモフラージュするための仮面なのかも知れません。

 

残念だったのは、

高政が義龍に改名した理由が不明だったことと、

ナレ死で退場してしまったことですね。

 

光秀にとっては、友だちから宿敵になった人物なので、

もう少し丁寧に描いてほしかったです。

 

あと今回のタイトル「信長を暗殺せよ」は、

帰ってきたウルトラマン第45話「郷秀樹を暗殺せよ」のオマージュでした。

 

麒麟がくるはセブンだけでなく、

いろんな昭和ウルトラシリーズからタイトルを引用するんですね。

 

あと2回で一時休止になってしまいますが、

これからも楽しみにしています。

 

【セリフ】光秀のポリシーが見えてきた?

 

明智十兵衛光秀(長谷川博己)

 

以前、信長様が道三様と対面した折、

こんなことを言っておられました。

家柄も血筋もない。

これからも戦も世の中もどんどん変わりましょう。

よろず、己で新たに作る他ない。

われらも変わらねば・・・

われらも変わらねばならぬと。

やすやすと死なせたくはないお方です。

 

恐れながら、その借りを、

お返しいただくわけには参りませぬか?

 

道三様に言われたのだ。

「大きな国を創れ」と。

誰も手出しのできぬ大きな国を。

いまはまだ自分でも、どうしたら良いのか判らぬ。

しかし道三様のそのお言葉が、ずっとこの胸の内にあるのだ。

 

亡き道三様は「信長様から目を離すな」と仰せられました。

道三様は信長様のことを買っておられました。

 

私は公方様が戻られ、

京も落ち着いたであろうと思うて参りましたが、

大名同士の争いの仲立ちもできぬご様子。

まことに京を治めているのは三好様。

このままでは武士を束ね、

世を平らかにできるのは誰なのか、

私にはわからなくなって参りました。

 

織田信長(染谷将太)

 

それほどお嫌ですか!

私も母上の子です。

されど幼き頃より遠ざけられました。

母上を喜ばそうとすればするほど遠ざけられた。

 

終わった・・・

わしは父も弟も母も失った。

 

わしが相伴衆になれば、今川は手を引くと思うか?

今川は尾張に入り込んで出城を築こうとしておる。

こちらは手も足も出ぬ。

それで上洛したのだが、将軍も苦しんでおられるようだ。

いまの世はどこかおかしい。

 

尾張が心配じゃ。わしは帰る。

いずれまた。

 

朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)

 

どうだ?見事な鷹だろう?

わしが丹念に育て上げた。

これだけのものはそうはおらんぞ。

 

公方様が京へ戻られたことは聞いておるか?

三好と和睦したそうじゃ。

めでたいことゆえ、諸大名に挨拶に参れと、

上洛をお求めになっておられる。

わしにも書状が届いたが、

わざわざ京まで出向いて、火中の栗を拾うこともあるまい。

面倒なことに巻き込まれるのは御免じゃ。

 

松永久秀(吉田鋼太郎)

 

十兵衛、生きておったか!

ああ、よいよい。

堅苦しい挨拶は要らん。

心配しておったのだぞ。

 

そなたには借りがあるな。

 

斎藤殿にお願いの儀があり、まかり越しました。

公方様がお戻りになり、

これでようやく京も静かになると思うておりましたが、

やはり不届き者が後をを絶ちませぬ。

あちらこちらで狼藉を働き、手を焼いております。

厳しく取り締まらねばなりませぬが、

何分、われらだけでは・・・

 

実は不穏な動きがございましてな。

強者ぞろいの斎藤家に是非ともお力を貸していただきたいと。

上洛している織田信長殿を、

何者かが狙うているということでございます。

何かご存じでは?

 

公方様がお戻りになったというのに、

かような狼藉は言語道断!

厳しく取り締まらねばなりません。

斎藤殿は近く将軍家の要職に就くと聞いております。

ならば京の安寧を守るのも、

将軍家にお仕えする者の役目かと存じます。

お引き受けいただけますな?

 

これで貸し借りなしだ。

 

それにしてもあれは妙な男じゃのう。

尾張を差し出す代わりに、摂津をくれと申すのじゃ。

国を取り換えてくれというのだ。

尾張は周りを敵に囲まれて戦が絶えん。

戦はもううんざりだ。

だから摂津と取り換えてくれと申すのだ。

堺で交易をして商いをしたいと。

わしならそれくらいできるであろうと。

摂津は三好様の領国だ。

そんなことができるわけがない。

まったく、何を考えておるのか。

本気なのか。戯言なのか、よくわからん。

あれはいったいどういう男なのじゃ?

 

うつけだとは聞いておる。

確かにうつけかも知れんが、ただのうつけではないな。

将軍様にも目通りしたらしいが、ガッカリしたと申しておった。

もはや将軍家は当てにできぬと。

 

それはわしにもわからん。

また戦になるかも知れんし、

ならぬかも知れん。

 

斎藤義龍(伊藤英明)

 

松永久秀をかつぎあげるとは、考えたな。

こたびのこと、どうやって知った?

まあ、いい。

遅かれ早かれ、信長はわが手で討ってみせる。

 

おぬしは道を誤ったな。

わしに素直に従うておれば、

今ごろ美濃で要職に就いておった。

今や、浪人の身か。

 

強がるな。

わしはいずれ尾張を飲み込み、

美濃を大きく、豊かな国にするつもりじゃ。

それはわし一人ではできぬ。助けが要る。

どうだ?もう一度考え直し、

わしに仕えてみぬか?

手を貸せ!

 

今まで、血を流しすぎた。

弟を殺し、父を殺し。

わしに従う者は数多おるが、

ただわしを恐れ、己を偽装してるにすぎぬ。

腹の中では何を企んでおるのか、

わかったものではない。

 

「悔いておる」と申したら、わしについてくるか?

 

十兵衛、おぬしいったい何がしたいのだ。

 

大きな国・・・父上が。

美濃よりもか?

 

わかった。行け。

さらばだ。もう会うこともあるまい。

 

細川藤孝(眞島秀和)

 

いまの上様には抑える力はありませぬ。

実は十兵衛殿にもお話ししようと思っていたのですが、

上様は京へ戻られたとはいえ、まだ間がなく、

以前にも増して力を持っているのは、三好長慶様なのです。

 

松永久秀殿に相談されてみては・・・

いま京を治めているのは、

実のところ、松永殿ゆえ。

 

足利義輝(向井理)

 

時が変われば、人も世も変わる。

されどいつ見ても、変わらず胸を打つのは能じゃ。

 

将軍家の相伴衆になるがよい。

相伴衆なら今川も手を出すまい。

みな、そう思わぬか?

 

基本情報

 

放送日:2020年5月24日

脚本:前川洋一

視聴率:15.7%