雑記惑星あんのん

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【麒麟がくる】第10話の感想。ひとりぼっちの若君(名言&セリフ付き)

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【麒麟がくる】の第10話では、

光秀がのちの主君となる織田信長と正式に対面しました。

 

信長は光秀に対して、 鉄砲の産地を当ててみよと言いましたが、

もし光秀の答えが間違っていたら、どうなっていたのでしょうか。

 

また竹千代が天才少年なので驚きました。

「竹千代はのちの徳川家康」と考えると納得ですが、

戦国時代は現代と違って、6~7歳でもしっかりしていたんですね。

 

www.nhk.or.jp

 

 

 

【あらすじ】光秀と信長が正式に対面

 

光秀(長谷川博己)と離れ、美濃から京に戻った駒(門脇麦)は、

かつて世話になった旅芸人の座長・伊呂波太夫(尾野真千子)に再会します。

 

太夫は駒に、火事から救ってくれた武将は、

「桔梗の御紋」の人物だと語りました。

 

駒は美濃を出る際、光秀の母・牧(石川さゆり)から、

明智家の家紋が入った扇子を貰っていました。

 

自分を助けてくれた恩人が明智家の人間と知り、駒は思わず涙します。

 

その頃、三河の安城城が今川軍に落とされ、

織田信長(染谷将太)の異母兄・信広が捕らえられました。

 

織田信秀(高橋克典)は信広を救うため、

松平竹千代(岩田琉聖)と人質交換しようと考えます。

 

それを聞いた斎藤利政(本木雅弘)は、

尾張との同盟を考え直すと言いました。

 

信長もまた竹千代を今川に渡すことに反対でした。

 

光秀は利政の命で織田の様子を探ることになり、

そこで信長と正式に対面を果たすのです。

 

登場人物はこちら

 

www.nhk.or.jp

 

【感想】駒の存在がいまだに謎

 

駒を助けた人は明智家の人だったんですか。

光秀の父親説が有力ですが、たぶんそうなんでしょうね。

 

私は悪辣な斎藤利政が駒の恩人だったら面白いと考えていました。

でも、ちょっと深読みしすぎました。

 

史実の光秀には側室がいなかったので、駒を娶らなかったんですが、

彼女は「明智家ゆかりの者」として、関わることになりそうです。

 

とはいえ、駒がどんな人物なのかいまだに不明ですし、

オリキャラを前面に押し出すと、

本来描くべき歴史の流れが薄まってしまうので、

上手に物語のバランスを取ってほしいです。

 

信長と光秀の初対面(実際は2回目)は良かったですね。

 

光秀は帰蝶の言いつけで尾張に潜入した時、

熱田の浜辺で海から戻る信長を見かけました。

 

信長は魚を切って民たちに売っていましたが、

光秀だけは遠慮して買って行きませんでした。

 

もともと尾張の民ではないですし、

魚を買うのが目的ではなかったですから。

 

しかし信長は、一度でも話をした相手を忘れないと言います。

 

他の民たちは喜んで魚を買っていたのに、

光秀だけは魚を買わなかったので、

記憶の片隅に残ってしまったんでしょう。

 

帰蝶のひとことで尾張に潜入した理由がばれてしまい、

光秀は冷や汗をかきましたが、信長はいたって上機嫌でした。

 

しかも釣りをする理由まで語り、

さらに鉄砲の話をしたいから、光秀に明日も来てくれというのです。

 

信長は親からあまり大事にされていないので、

たぶん友だちがほしいんですよ。

 

でも、のちのちのことを思うと、

ちょっと複雑な気分になってしまいました。

 

【セリフ】幼い竹千代が切れ者すぎる

 

明智十兵衛光秀(長谷川博己)

 

(利政への不満)

鬼め!命がいくつあっても足らんわ。

 

織田信長(染谷将太)

 

(信秀に対して)

人質の取り交わしなど同意できませぬ!

竹千代殿は三河の主となる若君。

それを今川に渡すなどど、尾張の命運に関わりまする。

兄上は戦下手ゆえ捕らえられたのじゃ。

自業自得ではありませぬか。

捕らえられる前に腹を切るべきであった。

父上は病ゆえ弱気になっておられる。

この信長、竹千代殿をわが城に留め、

何人にも渡しませぬゆえ、そのおつもりで。

 

明智・・・そなたが十兵衛か。

 

(光秀に対して)

その方、どこぞで会うたことがあるな。

熱田の海辺ではなかったか?

 

わしは一言でも話した相手を忘れぬ。

 

わしも己がいかなる者か、まだよう判らぬ。

難儀でたまらんのじゃ。

 

(釣りについて)

さほど好きではない。

子供の頃、わしは母上のお気に入りではなかった。

母上はご自分によく似た色白の弟・信勝に目をかけておられた。

わしはそれが口惜しかった。

ある日釣りに行って、大きな魚を釣り、

それを母上に差し上げると、ことのほか喜ばれた。

初めて母上から褒められた。

それからわしは大きな魚を釣るため、沖に出るようになった。

しかし、母上が喜ばれたのは最初の時だけで、

その後、いくら大きな魚を差し上げても良い顔をされなかった。

むしろ遠ざけられた。

母上は信勝に家を継がせたかったのじゃ。

それでもわしは釣りを続けた。

見事な魚を釣って浜に戻ると、漁師たちが褒めてくれる。

その魚を皆に分けてやると、大喜びで市に売りに行く。

それが楽しいのじゃ。

みなが喜ぶのは楽しい。それだけだ。

 

(竹千代に対して)

ひとつそなたに聞きたいことがある。

いまわしの兄上が今川の人質になっておる。

その兄上とそなたを取り換えるという話がある。

わしは不承知じゃ。

そなたを今川に行かせたくはない。

しかし迷いはある。

この話を潰せば兄上は斬られる。 迷いはある。

 

斎藤利政(本木雅弘)

 

松平竹千代はまだ幼いが、 三河の松平家を継ぐ者。

これを今川に渡せば、三河は全土を今川に支配されたも同然。

そうなれば三河の隣国・尾張は、 虎のそばで暮らす猫のようなものじゃ。

われらはその猫と盟約を結んだ国じゃ。

猫を守るため、虎と戦うことになる。

信秀殿がわが子・信広殿を助けるため、

竹千代を今川に渡すようなら、 われらは盟約を考え直さねばならぬ。

 

織田信秀(高橋克典)

 

(信長について)

人の上に立つ器量にやや欠けておるがのう。

 

わしの父・信定はよう仰せられた。

「物事には天の与えた順序というものがある。

それを変えれば必ず無理が生じ、良からぬことが起きる」とな。

そなたから生まれた最初の子は信長じゃ。

家を継ぐのは信長。

僅かな器量の良し悪しで、その順序を変えられん。

わしもよう言われたものじゃ。

「器量が良いのは弟の信光じゃ」と。

 

松平竹千代(岩田琉聖)

 

このところ、前のように遊んでいただけませぬ。

何ゆえですか?

近習の者が申しておりました。

信長様がわたしの父・松平広忠を討ち果たしたと。

そのことで、わたしにお気遣いしておられるのですか?

もしそうなら、それは無用のことでございます。

父上は母上を離縁し、岡崎から追い払い、

今川義元についたのです。

わたしは大嫌いでした。

それ故、討ち果たされたのは、

致し方ないことだと思うております。

 

今川は敵です。

いずれ討つべきと思うております。

しかし、その敵の顔を見たことがありません。

懐に入り、見てみたいと思いまする。

「敵を討つには、敵を知れ」と申します。

信長様がお迷いなら、わたしはどちらでも構いませぬ。

 

土田御前(檀れい)

 

(信秀に対して)

それゆえ申したではありませぬか。

家を継がせるのは弟の信勝のほうがよろしいと。

信勝はまこと心の広い賢い子ですよ。

 

伊呂波太夫(尾野真千子)

 

世の中はね、辛いことがあると必ずいいこともあるものですよ。

 

母が言ってたの。

「そのお侍の御紋は桔梗だった」って。

持ち物に桔梗の御紋があったって。

それは私も覚えてるの。

そのお侍さん、お駒ちゃんを布に包んで抱いてきたの。

その布に大きな御紋があって、綺麗な花の紋だと思ったのよ。

 

帰蝶(川口春奈)

 

(信長について)

まことによう判らぬお方じゃ。 まるで子供のような。

されど、いずれこの国の主におなりになる。

 

基本情報

 

放送日:2020年3月22日

脚本:池端俊策

視聴率:16.5%