雑記惑星あんのん

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【半沢直樹2013年版】第1話。伝説のバンカー降臨!回収不能の5億の債権に挑む

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新型コロナの影響で放送が延期されていた【半沢直樹】ですが、

ようやく7月19日から始まることになりました。

 

それに先駆けて、

2013年版の特別編が7月5日、

12日の2週にわたって放送されるんですが、

カットされているシーンが多いので、まるごと全部見たくなりました。

 

本編開始までTverで配信されているので、

興味のある方は是非ともご覧になってください。

 

2013年版の半沢直樹は、

最終回で視聴率42.2%を記録したメガヒットドラマです。

 

わかりやすいキャラがいない

女性の登場人物が少ない

恋愛シーンはゼロ

テーマソングもない

 

半沢直樹はこういったないないづくしの作品だったので、

制作側は辛うじて2桁の視聴率を取れればいいと思っていたそうです。

 

ところが流行語にもなった「倍返し」の決め台詞や、

悪い上司をやりこめるといったストーリーが、

視聴者の共感を大いに呼び、

民放ドラマ史上第3位となる42.2%を記録したのでした。

 

本放送当時、半沢直樹は私も大好きで、

TVにかじりつくようにして見ていましたよ。

 

www.tbs.co.jp

 

www.youtube.com

 

 

【あらすじ】半沢は支店長の陰謀で絶体絶命の窮地に

 

半沢直樹(堺雅人)はある決意を持って産業中央銀行に入行しました。

実家の町工場を助けてもらった恩返しをしたいからでした。

 

それから時は流れ・・・

 

バブル崩壊の荒波を受けた産業中央銀行は、

生き残りのために東京第一銀行と合併することとなり、

その名も「東京中央銀行」と改めました。

 

半沢直樹はその「東京中央銀行」の大阪西支店で、

融資課長となって活躍していました。

 

大阪西支店は支店長の浅野(石丸幹二)をはじめ幹部一同が、

ノルマ達成のため血まなこになっています。

 

何故ならどこかの企業にあと5億円融資することができれば、

最優良店舗として本部から表彰されるからでした。

 

浅野はこれまでまったく取引のなかった西大阪スチールへの融資を考えました。

 

半沢直樹は融資課長として、

西大阪スチールの審査をしたいと考えましたが、

功を焦る浅野の鶴の一声で融資はあっさりと決まってしまったのです。

 

しかもそれは無担保という驚くべきものでした。

 

西大阪支店はノルマを達成することができたので、

最優良店舗賞を獲得し、支店長の浅野は晴れ晴れと挨拶をします。

 

浅野はもともと、東京中央銀行の人事部にいた人間で、

今回の件で本部の戻る可能性が出てきました。

 

しかし西大阪スチールはとんでもない会社でした。

 

実は倒産寸前の状態だったにもかかわらず、

経理を粉飾して大阪西支店からの融資を受けていたのです。

 

しかも社長の東田(宇梶剛士)は雲隠れして、

どこにいるのかまったくわからない状態でした。

 

半沢直樹は同期の渡真利(及川光博)から、

支店長の浅野が上層部に根回しをして、

すべての責任を自分に押し付けようとしていることを知ります。

 

一週間後の聞き取り調査までに東田を見つけなければ、

半沢直樹は関連会社に出向となり、

バンカーとしての人生は終わってしまうのです。

 

さらに大阪西支店には、

国税からの査察で黒崎(片岡愛之助)がやってきました。

なんと西大阪スチールには脱税の疑いがあったのです。

 

聞き取り調査のため東京の本店に向かった半沢直樹は、

浅野の息のかかった小木曽(緋田康人)らに向かって、

5億は絶対に回収すると宣言するのでした。

 

登場人物(相関図)はこちら

 

 

【感想】半沢が入行した本当の理由は・・・

 

半沢直樹は産業中央銀行で面接を受けた時に、

「御行に恩返ししたい」と言っていましたが、

本当はそうではありませんでした。

 

半沢直樹のお父さんは金沢で小さな町工場をやっていたんですが、

取引先の倒産によって資金繰りが急激に悪化してしまったのです。

 

そこで産業中央銀行に融資を頼みましたが、

担当者は冷たく断ってしまいました。

 

もはや会社経営はできないと絶望した半沢直樹のお父さんは、

自らの命を絶ってしまったのです。

 

半沢直樹が中学生の時の悲劇でしたが、

彼は父親を死に追いやった旧産業中央銀行にリベンジするため、

バンカーになることを決意したんですよ。

 

日曜劇場で放送された池井戸作品は全部で5作品ありますが、

この【半沢直樹】がいちばん重いです。

 

半沢直樹の少年時代も悲惨ですが、

同期の近藤が上司のパワハラに遭い、

メンタルを病んでしまうのも可哀想でした。

 

銀行というのは人間の生活になくてはならないものですが、

その内部には大きな闇が潜んでいるんですね。

 

でも、だからこそ、

悪い上司と理不尽な現実に戦いを挑む半沢直樹がカッコいいんです。

 

あと先日【麒麟がくる】で、

今川義元を演じた片岡愛之助さんを見たばかりなので、

国税の黒崎が登場したシーンでは爆笑してしまいました。

 

重い話なので、笑えるシーンがあるのはありがたいですね。

 

【セリフ】倍返しはいつ聞いてもスカッとする!

 

半沢直樹(堺雅人)

 

この産業中央銀行で働くことは、私の夢でした。

こちらでなければダメなんです。

実家が小さな会社をやっております。

私が中学の時、取引先が倒産して、

うちの会社もつぶれる寸前まで追いつめられました。

「なんとかします。なんとかします」と、

そう言って、必死に頭を下げる父の姿は、

今でも目に焼きついております。

その数日後、父は過労で倒れ他界しました。

父の死後、メインバンクだった地元の地銀は、

いち早く融資を引き揚げ、母と従業員を苦しめました。

その時、私たちを救ってくださったのは、

それまで付き合い程度しか取引をしていなかった、

こちらの産業中央銀行です。

御行は父が遺した工業用部品の将来性を正確に見抜き、

融資して救ってくださいました。

父の工場は母が引き継ぎ、

今でもどうにか続けて行くことができております。

ですから私は是非とも御行に入って、

その恩返したがしたいと思っております。

 

俺はもっと上に行く。

上に行ってやることがあるんだ。

 

私の土下座でご満足いただけるのならいくらでもします。

ですが今は、一刻も早く事態の真相を突き止め、

5億を回収することが先決だと思います。

 

俺はこんな所で立ち止まってるわけには行かない。

 

部下の手柄は上司のもの。

上司の失敗は部下の責任。

私が入行した当時、 そんな皮肉をよく聞かされましたよ。

 

竹下さん、あなたが死んだところで、

東田は何の痛みも感じませんよ。

私は必ずあの男を見つけ出し、

あなたや私が味わった以上の痛みを味わわせてやる。

人の善意は信じますが、

やられたらやり返す、倍返しだ!

それが私の流儀なんでね。

 

どうも、申し訳ありませんでした。

今回の融資に関して私に・・・

私に責任の一端があることは謝罪いたします。

ですが、私一人にすべての責任をなすりつけられることは、

納得いたしかねます。

あの稟議に関しては、すべて上の指示に従ったまでのこと。

私が審査する前に稟議書は取り上げられ、 本部へと送られました。

その時、浅野支店長は確かにこう仰いました。

「自分が全責任を取る」と。

私は事実を申し上げてるだけです。

あれは支店長マターの案件でした。

あなた方もそのことはご存じなんじゃありませんか?

別に深い意味などありませんよ。

浅野支店長の元部下だった定岡さん、小木曽さん。

ここでしおらしくして5億が戻るなら、そうしますが、

生憎そんなことをしても時間の無駄だ。

こんなくだらない茶番はさっさと終わらせてもらえませんか?

旧産業中央。旧東京第一。

そんなものは知ったことではありません。

(小木曽に反論されて)

ええ、その通り。

だが、それを言うならあなたたち本部の審査部も同罪ですよ。

あなた方にも同じ資料を提出したはずだ。

融資部は3日もかけて認可したにもかかわらず、

粉飾を見抜けなかったじゃありませんか。

ごり押しされれば融資部は稟議を認可するんですか?

だったらこれからは毎回ごり押しさせてもらいますよ。

それで通るならこんなに楽なことはない。

(定岡に当行は現場主義だと言われ)

だったらあんたたちは何のためにいる?

責任が取れない本部審査に何の意味がある。

そんな融資部なら必要ない。やめてしまえ!

さっきから都合のいいことばかり書いてんじゃねえぞ、記録!

今から言うことを書き留めておけ。

私は必ず5億を回収する。

2度と邪魔しないでいただきたい。

 

渡真利忍(及川光博)

 

銀行は人事がすべてだよ。

出向と言えば聞こえはいいけどさ、

要は片道切符の島流しだよ。

もう二度と銀行には戻れない。

一度でもしくじればすぐに飛ばされる。

それが銀行の現実だ。

 

近藤直弼(滝藤賢一)

 

おい、半沢。

上に行ってもお前はバカな上司と一緒になるなよ。

合併したにもかかわらず、

旧産業中央と旧東京第一で足を引っ張りあうような、

そういう古い派閥体質を壊さない限り、

うちは本当の意味では良くはならない。

 

過去に一度失敗したら、二度とは取り戻せない。

銀行とはそういうとこらしい。

 

東田満(宇梶剛士)

 

なあ、こういう言葉を知ってるか。

銀行は晴れた日に傘を貸して、 雨の日に取り上げるって。

弱えもんから奪って金儲けしてるお前らが、

偉そうなこと言えんのか!

 

竹下清彦(赤井英和)

 

銀行は信用せえへん。

けど、あんたのことは信じるわ。

半沢、やったろうやないか。

やられたら、やり返すんやろ?

 

 

大和田暁(香川照之)

 

浅野くん、責任はしっかり取らせなさい。

こういう問題は揉めますからね。

 

頭取はどうご覧になりますか。

彼が5億以上の価値があるかどうか。

 

中野渡謙(北大路欣也)

 

大和田くん、人の価値は金には替えられない。

私はそう思っている。

われわれ銀行員は莫大な金を動かす力を与えられている。

その気になれば、人ひとりの人生を、

生かすことも殺すこともできてしまう力だ。

だからこそ、銀行員が見るべきものは金ではなく人であると。

私はそう思っている。

 

半沢慎之助(笑福亭鶴瓶)

 

そんなに工場継ぐの嫌か?

こんな小さいネジ作るのやりとうないか?

せやけどな直樹、

この樹脂製の小そうて、軽うて、それでいて丈夫な、

このネジが日本を支えとんねん。

いまはお前、何言うてるかわからんけどな、

そのうち必ずわかるようになる。

いいか直樹。どんな仕事してもええ。

けど人と人とのつながりだけは、 大切にせなあかん。

ロボットみたいな仕事をしたらあかんぞ。

それだけは忘れんなよ。