雑記惑星あんのん

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【石黒版OVA】銀河英雄伝説第2話の感想(名言&セリフ付き)

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「常勝の天才」ラインハルト・フォン・ローエングラムと、

「不敗の魔術師」ヤン・ウェンリーが、

初めて相まみえた戦いがこのアスターテ会戦でした。

 

ラインハルトの各個撃破戦法が鮮やかに決まり、

このまま、すんなりと帝国軍が勝利すると思われましたが、

絶体絶命の同盟軍はヤンの奇策で息を吹き返します。

 

www.ginei.jp

 

 

 

【あらすじ】アスターテ会戦の結果は・・・

 

同盟軍の第四・第六艦隊を次々に打ち破り、

勢いに乗る帝国軍は、残る第二艦隊に総攻撃を開始します。

 

予想外の方向からの奇襲で、同盟軍の旗艦・パトロクロスが被弾。

総司令官のパエッタが重傷を負って倒れてしまいました。

 

パエッタはヤン・ウェンリーの智謀を信頼していたので、

彼に艦隊の指揮を委ねます。

 

ヤン自身も頭を怪我していましたが、冷静沈着に行動して、

敵将・ラインハルトが仕掛けた中央突破の策を逆手に取りました。

 

やがて帝国軍と同盟軍の陣形はリング状となり、

完全な消耗戦となりました。

 

副官・キルヒアイスの進言で、

潮時だと悟ったラインハルトは撤退を決意します。

そしてヤンに向けて「再戦の日まで壮健なれ」と電文を送りました。

 

同盟軍は辛くも全滅を免れ、ヤンは首都星・ハイネセンに帰還しました。

 

【感想】同盟は全滅を免れたが政治がやばい

 

帝国軍があっさり勝っては面白くないので、

同盟軍が反撃してくるだろうとは思っていましたが、

指揮官が互いの策を読みあって、消耗戦になるとは思いませんでした。

 

ヤンはラインハルトに匹敵する智謀を持つ軍人なので、

起死回生の攻撃で帝国軍に一矢を報いると思っていたんですよ。

 

アスターテ会戦は二個艦隊を撃破した帝国軍の勝利となりましたが、

負けた同盟が嘘の情報を市民に流したのは、戦時中の大本営発表にソックリです。

 

これは非常にやばい状況ですね。

 

上の人たちが嘘を言う時って、

国民に知られたくない「不都合な真実」があるからなんですよ。

 

ヤンやアッテンボローが無事に帰って来たのはいいんですが、

婚約者のジャン・ロベール・ラップを失ったジェシカは可哀想でした。

 

もしラップの上官が彼の進言を聞いていたら、

アスターテ会戦は同盟軍の勝利になったかも知れませんし、

ラップも死なずに済んだでしょう。

 

そもそも戦争をやらないのが、いちばんいいことなんですが、

銀河帝国は皇帝を中心とした専制国家、

自由惑星同盟は最高評議会議長を首長とした民主国家なので、

イデオロギーの違いから衝突してしまうんです。

 

【銀河英雄伝説】の面白さは、

ラインハルトとヤン、2人の名将の対決にもありますが、

専制国家と民主国家の違いをあぶり出したところにもありますね。

 

帝国はドイツ風で貴族社会ですが、

同盟は多民族国家で様々な人々が暮らしています。

 

同盟のほうが親しみやすいし、

ヤンが面白いキャラなので応援していますが、

帝国にはラインハルトがいるので、

ヤンといえども簡単には攻略できそうにないですね。

 

【セリフ】冷静沈着に行動できるのが名将の条件

 

帝国側登場人物

 

ラインハルト・フォン・ローエングラム

 

キルヒアイス、してやられた。

敵は二手に分かれて、わが軍の後ろに回る気だ。

中央突破戦法を逆手に取られてしまった。

こんな真似のできるのは、あの男だ。

 

ジークフリード・キルヒアイス

 

(ラインハルトに対して)

これ以上戦っても、双方ともに損害が増すばかりです。

戦略的に何の意味もありません。

悔しいとお思いですか?

2倍の敵に囲まれて、2艦隊を全滅させたのです。

これ以上お望みになるのは、 いささか欲が深いというものです。

 

同盟側登場人物

 

パエッタ

 

ヤン准将、君が艦隊の指揮を執れ。

健在な仕官の中でどうやら君が最高位だ。

用兵家としての君の手腕を見せてくれ。

 

イワン・コーネフ

 

この戦いが終わっても、 戦争は終わりはしないからな。

 

ジェシカ・エドワーズ

 

(ヤンに対して)

何も言わないで。 ジャンは戦争に殺された。

あなたを恨みはしないけれど、 あなたのお仕事はその戦争でしょ!

 

ヤン・ウェンリー

 

全艦隊に告ぐ。 私は総司令官の次席幕僚・ヤン准将だ。

総司令官は旗艦・パトロクロスの被弾のため、重傷を負われた。

総司令官の命令により、私が全艦隊の指揮を執る。

心配するな。わが部隊は負けやしない。

新たなる指示を与えるまで、 各艦は各個撃破に専念せよ。以上だ。

 

問題は味方が私の言う通り動いてくれるかさ。

 

フェザーン自治領主

 

アドリアン・ルビンスキー

 

ローエングラム伯ラインハルトと、ヤン・ウェンリー准将か。

注目せねばならぬ人物のようだな。

 

【今回の名シーン】敵将のヤンを称えるラインハルト

 

アッテンボロー「帝国軍から電文が入りましたよ」

ヤン「電文か。読んでみてくれ」

 

アッテンボロー「あ、いいんですか?じゃあ、えーと・・・

貴官の勇戦に敬意を表す。再戦の日まで壮健なれ。

銀河帝国軍上級大将、ラインハルト・フォン・ローエングラム。以上です」

 

ヤン「勇戦と表してくれたか。恐縮するね」

アッテンボロー「どうします?返信しますか?」

 

ヤン「いや、いいさ。放っておいて。

先方もそんなものは期待していないんじゃないかな。

それより残兵の収容を急いでくれ。助けられる限りは助けたい」