雑記惑星あんのん

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【石黒版OVA】銀河英雄伝説第1話の感想(名言&セリフ付き)

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【銀河英雄伝説】は田中芳樹さん原作の長編SF小説で、

1988年に初めてアニメ化されました。

 

2018年に新作が発表され、

本年4月6日からはEテレでの再放送も始まりましたが、

このブログでは旧作OVAの感想を書いて行きたいと思います。

 

www.ginei.jp

 

 

【あらすじ】2人の英雄がアスターテで対峙する

 

宇宙暦796年(帝国暦487年)の1月。

 

銀河帝国の上級大将、ラインハルト・フォン・ローエングラムは、

2万隻の艦隊を率いて自由惑星同盟の領域に進攻しました。

 

対する同盟軍は2倍の4万隻です。

 

ラインハルト麾下の将校たちは、

どう見ても勝ち目はないと思い、厭戦気分になりました。

 

しかしラインハルトは「こちらが圧倒的に有利だ」と言い切りました。

 

それは同盟軍の3つに分かれた部隊を、

各個撃破すれば勝てるからだったのです。

 

ラインハルトは宣言通り、敵の第四、第六艦隊を次々に打ち破り、

帝国軍の勝利を確実なものにします。

 

しかし同盟軍の第二艦隊には「エル・ファシルの英雄」と呼ばれる、

ヤン・ウェンリーが配属されていたのでした。

 

【感想】いままでのSFの概念を覆した名作

 

私が【銀河英雄伝説】を初めて知ったのは、今からちょうど6年前でした。

 

たまたま娘が近所のTSUTAYAで石黒版OVAを借りてきて、

一緒に見たことがキッカケだったんですよ。

 

「宇宙戦艦ヤマト」を見て育った世代なので、

「へえ、よく似たアニメがあるんだな」と思ったんですが、

決定的な違いは物語の中で政治を扱っていることでした。

 

「宇宙戦艦ヤマト」は地球とガミラスの戦いがメインですが、

【銀河英雄伝説】は帝国軍と同盟軍の激突だけでなく、

2つの勢力の歴史をリアルに物語っているんです。

 

銀河英雄伝説(非公式ツイッターBOT)より引用

 

銀河英雄伝説(非公式ツイッターBOT)より引用

 

銀河英雄伝説(非公式ツイッターBOT)より引用

 

銀河英雄伝説(非公式ツイッターBOT)より引用

 

これは【銀河英雄伝説】のセリフの一部ですが、

政治に対する鋭い切り込みが、本当に天晴れなんですよね。

 

よくあるSFではないということに、ものすごい衝撃を受けてしまいました。

 

石黒版OVAが出た頃のファンの皆さんから見れば、

私はにわかになるかも知れませんが、

この作品の良さを伝えることができればと思い、記事を書きました。

 

第1話はアスターテ会戦の序盤になりますが、

ラインハルトが2倍の敵を撃破して行くところが圧巻ですね。

 

数では圧倒的に優位だった同盟軍ですが、

指揮官の力量の差が如実に現れてしまい、

有能な参謀のラップが戦死するなど、大きな損害を受けます。

 

しかし同盟には「エル・ファシルの英雄」と呼ばれるヤン・ウェンリーがいました。

ヤンの智謀はラインハルトに匹敵するものだったんです。

 

ノイエ銀英伝の感想を書かなかったことについて

 

Eテレで絶賛放送中ですし、SNSでの評判も上々なんですが、

私には【銀河英雄伝説】の持つ重厚感があまり感じられませんでした。

 

石黒版OVAを知らない方なら大丈夫だと思うんですが、

全110話を見た人間からすると、違和感しか残らないんですよね。

 

しかしながら、ノイエ銀英伝にはOVAに勝ったところがあります。

主題歌が非常に洗練されていたことです。

 

www.youtube.com

 

このクオリティを物語のほうでも生かしてほしかったですね。

 

【セリフ】サブキャラにも印象的な言葉があった

 

帝国側登場人物

 

ラインハルト・フォン・ローエングラム

 

撤退など思いもよらぬことだ。

われわれが敵より、圧倒的に有利な態勢にあるからだ。

 

無用だ。戦闘不能の敵など相手にせずともよい。

 

ゼークト

 

戦いはひとりでは戦えん。

優秀な参謀がいて、正確な作戦が実行できればこそ、

勝利をつかめるのだ。

 

クルト

 

戦争中には夢を見る必要はないさ。 どうせ見たって悪夢だけだよ。

 

同盟側登場人物

 

ジャン・ロベール・ラップ

 

現実はもっと不愉快です。

 

ヤン・・・お前はこんなザマにはなるなよ。

ジェシカ、お前とも会えなくなった。 ここで消える俺を許してくれ。

 

ダスティ・アッテンボロー

 

これじゃ救助に行って、 二重遭難する山登りみたいですからね。

 

無能な司令官のもとでは、どんな有能も役立たない。

 

ヤン・ウェンリー

 

どうも教師運が悪いらしく、 私の答案はいい点数が出ないね。

 

ラップ、私は簡単にはやられない。

 

【名シーン】星を見るラインハルトに野心が感じられる

 

キルヒアイス「星を見ておいでですか」

ラインハルト「星はいい。何事にも動じず、

いつも同じ場所でじっと瞬き続け、私たちを見守ってくれる」

 

キルヒアイス「はい。あの星の群れに比べれば、

われわれの戦いは小さなものなのかも知れません」

ラインハルト「確かにわれわれが見ようとしてるものに比べれば、

はるかに小さい戦いだ」